新聞紙ドームとは?
新聞紙を何枚か貼り合わせて、空気を入れると上の画像のようにこんもりと膨れ上がったテントのようなものが出来るんです。
この膨らんでいる新聞紙の中に入るとまるで秘密基地になったようで、大人も子供も何故かテンションがあがります。
ココを秘密基地って事にして冒険ごっこを楽しむも良し、おままごとをするのも良しです。
新聞紙の組み合わせを上手く考えるともっと大きな体育館サイズのものも作れちゃいますよ。
自由研究にも使えそうなポイントもいくつかありましたので後半で紹介します。
用意するもの
- 新聞紙(見開き24枚、普通の新聞5~6日分は必要です)
- ビニールシート(100均で売ってる透明のビニール風呂敷など、なければゴミ袋などでも大丈夫です)
- OPPテープ(100均で売ってる透明のガムテープ)
- ハサミ
基本のシートをつくる
新聞紙を3枚広げ、貼り合わせます。
新聞紙と新聞紙のはじが重なるように貼ってしまうと後々サイズにずれが生じてしまうので、重ねずに縁と縁が隣接するように貼ると良いです。
新聞紙を3枚つなげてテープで貼った様子。
テープと新聞紙をしっかりと密着させて空気が漏れないようにすれば、ズレたりヨレたりしても大丈夫です。
この3枚一組が基本のシートになります。
これを8枚つくります。
シートを組み合わせる
①基本のシート6枚を図のように組み合わせ、テープで貼り合わせます。これは新聞紙ドームの底の部分になります。
②残りの2シートも下の図のように貼り合わせておきましょう。これは新聞紙ドームの天井部分。
③次に、底部分のシートを下の図のように折ります。
④底部分のシートと天井部分のシートを図のように組み合わせます。
重ねたら、オレンジの線の部分をテープで貼り合わせます。
⑤隅の凹部にビニールシートを貼ります。
ビニールシートは大体45㎝×45㎝の正方形に切っておくとやり易いです。
私の使った(100均やホームセンターによく売ってる)水玉模様のビニール風呂敷は一枚が90㎝×90㎝のものだったようで、半分に切って更に半分に切ったらちょうど良いサイズになりました。
ビニールシートの2辺を新聞紙と張り合わせたら、ビニールシートを三角に折って貼り合わせていない方の2辺も新聞紙の下になっている面にに貼りましょう。
激しく空気が抜けるようでなければシワになろうが大丈夫です。
これを四隅の凹部にやります。
ビニールシートはゴミ袋などでも代用できますが、透明の方が中から外が見えるので面白いです。
最後に、人が出入りする部分を作ります。どこか1辺の新聞紙部分を大体50㎝×50㎝位切ります。この辺はお好みの大きさで・・・。50㎝×50㎝は大人も入れる大きさです。
出入り口は子供が出入りする時に足を引っかけたり手を突いたりして破れやすいので、ビニールテープで縁取りして補強しておきましょう。
これで完成です。お疲れさまでした。子供と作るのはかなり大変ですが、よかったら子供さんの技量に合わせて一緒に作ってみてください。
実際に送風してみましょう
出入り口部分に扇風機をセットして、スイッチオォーーーーン!!
外から見ると、フワッフワッ。
中は意外にも広々とした大空間♡
後は、自由に遊びましょう。
ウチの子供たちは、扇風機を止めると新聞紙ドームがしぼんでくるのが面白かったようです。
「つぶされるーーーー!!」
最後は、中から突き破ってもイイですし、外から突進して突き破っても楽しそう。
子供の自由研究にもなりそうだなと思ったポイント
「どうして新聞ドームは膨らむの?」
扇風機の風で膨らむというよりは、扇風機の風によってドームの中に空気が送られます。ドームの中に充満した空気が天井部分を押すので、新聞紙ドームが膨らむという原理です。イコール「空気圧」という事ですね。・・・・違っていたらごめんなさい。
「基本のシート2枚を並べた長さと、基本のシート1枚を横にした長さが同じになるよ!!」
倍数とか公倍数の勉強になりそう。
まとめ
体育館などの広い場所でもっと大きいものを作れば、子供会や幼稚園・保育園のイベントとしても楽しめますよ。室内でできる遊びなのでクリスマス会など寒い日にもピッタリですね。
ほとんど家にあるものですぐ作れますし、皆さんも良かったら試してみて下さい。
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