貝殻磨きでサンポールや酢に浸けて置く時間は何時間が正解なのかを検証しました。

真珠層 アイキャッチ

サザエやアワビなど貝で内側の真珠のような光沢のある部分を真珠層というのですが、そういった貝殻はサンポールや酢につけると、ゴツゴツとした外側の層が溶けて外側も真珠のような光沢のある貝殻になるのを皆さんご存知でしたか?

インターネットで検索してみるとやり方を説明しているサイトがあるにはあるのですが、サンポールや酢などの溶剤を何倍に希釈するのか、浸けて置く時間はどのくらいなのかがサイトによって違っていてわかりにくい!!

正解を確かめるべく、子供とのお家遊びにも良さそうだったのでチャレンジしてみました。

目次

準備するもの

  • サンポール
  • 穀物酢
  • サザエの貝殻
  • ポリ袋(貝の内側が溶けてしまうのを防ぐため貝殻に詰めます)
  • ティッシュ(ポリ袋に入れて貝殻に詰めます)
  • 陶器のマグカップ(貝殻を入れる容器として使います)
  • 陶器の湯飲み茶わん(貝殻が溶剤から浮いてこないように重しとして使います)

今回は「サンポール」「酢」どちらもやってみることにしました。

貝をそれぞれの溶液に浸けます

まず最初に、貝殻の内側が溶けてしまわないようにポリ袋にティッシュを入れたものを貝殻に詰めて蓋をしておきます。

貝殻に蓋をします。

今回はスーパーで売っていた直径5㎝前後のサザエを使います。これを溶剤に浸けていくわけですが、あまり入れ物が大きすぎても溶剤をムダに消費してしまうので私はマグカップを使用しました。

「サンポールは何倍に薄めて・・・」と記述してあるサイトは沢山あるのですが、分かりやすく簡単に私は原液でやってみる事にしました。穀物酢も原液です。

溶液に浸ける

分かりずらいですが、貝殻が浮かんできてしまうので湯飲み茶わんを重しとして乗せています。

生活感丸出しのマグカップと湯飲みですいません。

サンポールの方は貝殻と反応して泡が沢山出てきます。容器からサンポールが溢れてしまう事もあるので、サンポールが流れ出ても大丈夫な場所でやってください。また、サンポールは酸性です。塩素系の洗剤と混ざらないように注意しましょう。

溶剤に浸けて2時間後

2時間後

サンポールの方はほぼ真珠層が出てきていますね。早い!!貝の下側の面はよく浸かっていなかったのかもう少しと言ったトコロ。比べて穀物酢の方はまだまだ。

サンポールの方は今度は貝の下の面がよく溶剤に浸かるように向きを変えてもう少し浸漬してみる事にしました。

溶剤に浸けて4時間後

写真がないのですが、双方ともに2時間後とほとんど変わりありませんでした。

溶剤が飽和?中和?したためかと思われます。「サンポール」「穀物酢」を新しく入れ替えてもう一度経過を見ます。

サンポールの貝は下の面だけ溶かしたかったので、溶剤を貝の下の面が浸かるだけの量しかいれませんでした。

10時間後

10時間後

サンポールの方は下の面の方もキレイになりココで終了としました。
穀物酢の方は、部分的に真珠層が見えてきてはいますがまだまだですね。穀物酢を新しく入れ替えてまた浸漬します。

溶剤に浸けて27時間後

27時間後

このはがれかかっている黄色い皮みたいのものに真珠っぽい光沢があったので「浸漬しすぎて真珠層まで溶かしてしまった!!」とも思ったのですが、ダメもとで磨いてみると、

穀物酢の方をダメもとで磨いてみる

あらっ!!真珠層が出てきた?

白っぽい石灰質?の部分は柔らかく、大部分は紙ヤスリでも簡単に除去できました。微妙な凹凸の部分に白い所が残ってしまったので歯磨き粉で磨いてみましたが、完全にきれいにはできませんでした。

サンポールと穀物酢のかかった時間と真珠層の比較

二つの比較

結果、サンポールの方は10時間(溶剤を新しいものに入れ替えて浸漬すれば、もっと短時間でできそうです)、穀物酢の方は27時間かかりました。
二つを比較してみると、サンポールの方はまだ黄色っぽい薄皮に覆われている感じもしなくもないですね。

また、貝それぞれにも個性があるようで、サンポールの貝のようにスポンジ状になっている部分は溶けずに残っていたり、殻の厚い部分薄い部分もそれぞれ違ってるようです。

真珠層が現れるまでの時間で考えるとサンポールを使用したほうが短時間で済みますが、強力すぎるゆえにタイミングを逃すと貝殻が溶けすぎてしまう恐れもあります。穀物酢の方は時間がかかりますがどこの家庭にも必ずあるものですし、子供が使っても安全です。

また、サンポールの方は短時間で処理がすんでしまうせいか「生臭いニオイ」がかなり残りました。

とても室内には置いておけず、2~3日外に出していました。穀物酢の方はそこまでではないです。

結論

今回、溶剤は原液をそのまま使用し「サンポール10時間」「穀物酢27時間」となりました。溶けすぎて穴が開いてしまった部分もあるので、「サンポールは2時間毎」「穀物酢は5~6時間毎」を目安に引き上げて様子を見るのがベスト。

溶剤は時間とともに貝殻を溶かす力が無くなって行くので、上記の時間を目安に新しい溶剤と入れ替えて使った方が時間の短縮になりますよ。

おまけ

また、この実験の前に貝殻をヤスリで研磨して真珠層が出るかも試してみました。
真珠層が出ない事もないですが、30分ほど削り続けても数ミリ真珠層が出てくる位のレベルでしたのでおすすめはしません。

ハマグリなどは「蛤おはじき」「蛤碁石」なんて商品があるくらいですから、 紙ヤスリで磨くと真珠層は無いですが ぷっくらツヤツヤになるんですって。こちらもいつか挑戦してみたいと思います。

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この記事を書いた人

コメント

コメント一覧 (1件)

  • 素晴らしい実践。酢もサンポールの代用になるんですね。やってみます。

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