数年前にスマホを使ったある遊びが流行ったのを皆さんはご存知でしょうか?
その遊びとは・・・・ある装置を使えば、スマホの動画が立体的に見えるというもの。
家庭にあるもので簡単にその「装置」は作れちゃうので、雨の日の子供の室内遊びや夏休みの自由研究として一緒に作ってみてはいかがでしょうか?
スマホの動画が立体的になる「ホログラム装置」とは
ここで言うホログラム装置とは、動画サイトにあがっているホログラム動画と言われる物を実際に立体的に見るための装置の事です。
よくお札やクレジットカードに使われているキラキラした部分の事ではないのであしからず。
スマホで動画を再生しその上に「装置」をのせると、動画が写り込んで立体的に見えるんです。
ホントに鳥が飛んでいるように見えますね。
準備するもの
プラバン以外にもCDケースやお総菜容器ののフタなど透明で板状のものであればOKです。
作り方
型紙を準備する。
下底・・・・6㎝
高さ・・・・4㎝
上底・・・・1㎝
の台形の型紙を作ります。方眼紙を使うと作りやすいですよ。方眼紙はhttp://houganshi.net/houganshi_solid.phpなど、無料で印刷できるサイトがあります。
型紙を使いプラバンを切る
プラバンに型紙をのせて油性マジックでなぞったら、ハサミで切って行きます。
切り口がデコボコになったり、油性ペンの部分が残っていても大丈夫です。
これを4枚作ります。
プラバンを組み立てる
4枚のプラバンを上の写真の形になるようにセロハンテープでとめて組み立てます。
下になる部分の方が面積が小さいので、バランスに注意が必要です。
組み立てるときは1cm辺はデコボコせず平行になるように、少し注意して組み立てると良いですよ。
子供と作るときは、立体に作るのが難しいかもしれませんので
始めに上の写真のような形になるようテープで止めて、
上側のプラバン2枚を下に折り返して、プラバンが2枚重なった状態にしてから真ん中をテープでとめるようにすると、フラットな状態での作業なので子供でも簡単に作れますよ。
実際に映像を見てみよう
「ホログラム動画」で検索すると沢山ヒットすると思います。
写真のように、同じ映像が上下左右に4枚並べてあるのがホログラム動画です。
4つの映像の真ん中に、先ほど作ったプラバンのホログラム装置をのせて横から見ると・・・・
あらスゴイ!!地球が浮かんで見える!!
部屋は暗くしてから見た方が良く見えますよ~。
タブレットなどの大きな画面で見るには?
スマホだと装置が小さすぎて、複数人で見るのは無理。
そこで、タブレットなどのやや大きな画面でも見れるようにプラバンのサイズも大きくした物も作ってみました。
型紙のサイズは
下底・・・・10㎝
高さ・・・・10.5㎝
上底・・・・2cm
にしてみました。
が、上底が2cmでは小さすぎた感じでしたので上底は4㎝位あっても良さそうです。
動画の中央の黒い部分よりも上底が小さければ大丈夫です。
初めは単純に小さいサイズを倍にすれば良いと思い、下底15㎝、高さ10.5㎝、上底2cmで作ってみたのですが、角度がきつすぎて下から覗きこまないと見えない状態だったのでサイズを変えて何度か作り直してみました。
先述したサイズが正解というわけではありません。あくまで一例です。
大きさや角度があっていないと立体的に見えないという事ではなく、要はプラバンに画面が映ればサイズは何でも良いのです。
子供と一緒にいろいろと試行錯誤して一番良いサイズを導き出すのも良い自由研究になりそうですね。
どういった仕組みで立体的に見えるの?
実はこれ3Dホログラムとか言われていますが、ペッパーズゴーストという錯視の一種なんです。
プラバンから透けて見える向こう側の景色とプラバンに反射した映像を同時に見ることで、映像が浮かび上がっている又は立体的に見えるという方法なんだそうです。
まとめ
こんな身近にあるもので近未来的ともいえる遊びができるとは知りませんでした。
皆さんも良かったら挑戦してみて下さいね。
また、既存のyoutube動画ではなく自分で撮ったペットや子供の動画なんかを見てみたいと思いませんでしたか?
コチラの記事でhttps://arekoretsushin.com/hologramdouga/自作のホログラム動画の作り方を紹介していますので興味のある方は見てみて下さい。
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] 前回の投稿で、ホログラム装置の作り方を紹介しました。https://arekoretsushin.com/hologram/そこでふと思ったんです。ネットに上がっている既存のホログラム動画だけじゃなくて自分のペットや子供の動画をホログラムで見たらもっと楽しいんじゃないかと・・・。 […]