魚のつかみ取りのコツ、裏技、獲った魚はどうする?すべて教えます。

魚つかみ アイキャッチ

夏になるとあちらこちらで「魚のつかみ取り」イベントを目にする機会が増えますね。私の住んでいる地域ではは子供会や学年行事などで魚つかみをすることも多く子供と何度か参加したことがあります。

ですが「魚をつかむ」事って慣れていないと子供には結構難しいんですよね。魚も必死で逃げますから・・・。

じつは「魚のつかみ取り」にはコツがあるんですよ。子供の頃は一回のイベントで20匹以上は魚を捕まえていた私がそのポイントを分かりやすく説明します。

目次

準備するもの・服装

濡れても良い服装ですね。あたりまえですが・・・・。先に言っちゃうと、お尻(腰)まで水に浸って魚が来るのを待つ方が捕まえられます。魚は物かげに隠れる習性があるので、立っているときよりも座った方が自分の体を大きな物かげとして使えます。

物かげの説明

こうやって座っていれば、お尻の下や股間に魚が逃げ込んで来るのでそれを狙います。

衣服の替えがなく濡れないように中腰でやっても、後述する以下のポイントをおさえればつかまえられる確率が上がりますので大丈夫です。

また、ご存知の通り魚はヌルヌルしていて捕まえたと思っても滑って逃げてしまいます。なので、軍手があればベスト。

裏技として、大きめのTシャツを着て行ってエプロンのように水の中で広げちゃうって方法もあります。Tシャツで魚をすくいあげるようにして、そのままTシャツで魚を包むようにしてつかみます。

つかまえ方

Tシャツで包むので滑らないし、自分のお腹の方に押し付けるようにすると力も入れやすく魚を強くホールドできるという利点があります。

Tシャツを「網」の要領で魚をすくってそのまま持ち帰り用の袋に入れてしまってはダメですが、いったん「つかむ」ようにするとペナルティも受けにくいと思います。実際服の中に魚が入り込んでくる事もよくあることで偶然にそういう捕まえ方になってしまうって事もよくあるんです。

大きめの半ズボンやTシャツを着て行けば、裾に魚が入ってくる事もあるのでそれ狙いで行くのもアリですね。

吉田
吉田

今思うとガチすぎますね。

手を冷やす

魚つかみの対象が川魚であれば水温10度前後の環境を好みます。海の魚であれば水温15~20前後です。人間の体温よりも大分低いですね。魚は人間の体温を敏感に感じ取りますので手を水に浸して冷たくしておきましょう。

手が冷たいと、魚を触っても全く気付かれず逃げないんですよ。

追いかけずに待つ。待つ場所にもポイントが

ココが一番重要なポイントです。
待つ場所は生けすの壁側!!角の所だったらなお良し!!

魚は身を隠そうとして端の方に寄って行きます。なので、できるだけ端っこの方で魚が身を隠そうと寄ってくるのを待ちましょう。

生け簀の真ん中と端

生けすの角の所は必然的に逃げ道も少なくなりますし、壁際に魚を押し付けるようにすると更に捕まえやすいです。

自然の海や川をせき止めて作られたような生けすの場合でも基本は同じです。

とは言っても、子供は夢中になって追いかけまわしちゃうんですよね。ウチの子供たちもそうです。

この辺は子供に言ってもなかなか難しいですが、生けすの外側から大人が「コッチの方が捕まえやすいよ」など声をかけてあげて、子供を生けすの壁側に誘導してあげたりすると良いかもしれません。

制限時間ギリギリがチャンス!!

イベントによってある程度制限時間が設定されている事がほとんどだと思います。

時間が迫ってくれば焦ってしまうかもしれませんが、皆でバシャバシャと魚を追いかけまわしているので最後の方は魚も大分疲れてくるんです。最初の頃と比べると魚の泳ぐスピードも勢いがなくなり、手でつかんだ時の逃げ出す力も弱くなってきますよ。

小さい子はソコが狙い目!!

獲った魚の活用法

定番中の定番「塩焼き」

大体こういうイベントでは取った魚を塩焼きにしてくれるサービスもあったりします。そこにお願いしてその場で食べちゃうのも一つの手ですよね。

家に持ちかえった場合は、お腹側を切り開いてワタを取り出します。水洗いしたら塩を振って魚焼きグリルなどで塩焼きにしましょう。もし沢山獲れすぎちゃって食べきれないって時はワタを取った魚を水洗いしたあと冷凍しておけば保存もできますよ。

実はこんな食べ方もある

沢山つかまえても塩焼きばかりで食べていると飽きてくるかと思います。

塩焼き以外の私のおススメは「漬け焼き」です。

作り方は簡単で、大きめのお魚を選んで3枚におろし一晩めんつゆに漬けます。
一晩めんつゆに漬けたものを普通にフライパンで焼きます。

たったこれだけなのですが、あっさり味の塩焼きとは違った濃厚なコクにビックリすると思いますよ。

魚拓を取ってみるってのはどう?

せっかく捕まえたのですから食べて無くなってしまうのはもったいない。思い出を形に残すために「魚拓」をとってみてはいかがでしょう。

持ち帰ってきた魚を洗って水気を拭いたら、魚に墨汁や絵具などを塗って紙を押し当てます。ポイントは魚を紙に押し当てるのではなく、紙の方を魚に押し当てる事です。失敗しても何度でもやり直しができます。夏休みの絵日記の一枚として魚拓があっても面白そうですよね。

捕まえた魚を飼ってみる

捕まえた魚を飼うのは事前に水槽や酸素を送るエアレーションなど道具の準備が必要ですが、捕まえた魚を飼うってのも楽しいと思います。魚のコンディションにもよりますが捕まえてから持ち帰って水槽に放すまでの時間が10~20分程度なら、大きめのビニール袋に水を入れたもので持ち帰り可能ですよ。

まとめ

以上、魚のつかみ取りイベントで魚をつかまえるためのコツを紹介しました。魚を持ち帰った後の事についても含め少しでも皆さんの参考になれば嬉しいです。

私もその一人です(汗)

何よりも子供が楽しめるという事が大事なので、そこの視点は忘れないようにしたいものですね。

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